特定非営利活動法人

さんりく・こすもす

　

　10月6日(金)13：30より、大船渡市内にある「シーパル大船渡」において、さんりく・こすもすの職員研修会が開催されました。講師として、岩手大学名誉教授・教育学博士「鎌(かま) 田(た) 文(ふみ) 聰(さと)」先生をお招きし、「歩いてほしい傍らを」という演題でご講演いただきました。さんりく・こすもすからは職員28名、ご案内を差し上げた市内の施設より5名、計33名の参加で行われ、皆さん熱心にメモをとりながら先生のお話に聞き入っていました。
　まず「共生」について、「共に生きる」ということは「ともに生かす」ことなのであるということ、さらに「支援」とは「やってあげる」のではなく「その人がやろうとすることを助けること」であり、「協働」とは「協力して働く」ことであるとお話がありました。また「発達」の二つの見方、考え方について貴重なお話をいただきました。改めて利用者さんたちへの対応の仕方を考えさせられました。
　最後には鎌田先生のハーモニカの演奏で「ぶらんこのうた」をご紹介いただき盛況の内に終えることができました。